“Remember HOPE” 東北復興支援プロジェクト開始のお知らせ 第一弾として、8月1日宮城県・南三陸町に「南三陸ポータルセンター アムウェイハウス」をオープン
日本アムウェイ合同会社(本社:東京都渋谷区宇田川町7-1/社長:マーク・バイダーウィーデン)は、2003年にスタートした各国のアムウェイが共通して行う社会貢献活動“One by Oneこども基金”が今年で10年目になるのを節目に、新たな活動として“Remember HOPE” 東北復興支援プロジェクトを開始します。この活動は「被災者を決して忘れないこと」、また当社の理念である「希望」を届けることを活動の軸とし、被災地の“コミュニティの再生”に焦点を当てた支援を目的とします。活動内容は主に、津波でコミュニティが崩壊した地域に、再び集える場としてのコミュニティハウスを建築する。建てるだけでなく各コミュニティハウスで地域のニーズにあった交流活動の企画と運営。さらに当社のネットワークを活用し、長期にわたるボランティア活動や募金活動の実施を予定しています。コミュニティハウスは今後3~4年で、被災県に8~12棟を建築予定です。
“Remember HOPE“東北復興支援プロジェクトの第一弾として、8月1日に宮城県に「南三陸ポータルセンター アムウェイハウス」をオープンいたします。同県本吉群南三陸町(宮城県本吉郡南三陸町志津川御前51-1)に、東海大学工学部建築学部 杉本洋文教授の設計によって建築されるハウスは、延床面積289.47㎡(87.56坪)の木造平屋の建物です。移築が容易な新しい木製パネル工法を採用することで将来の都市計画にも柔軟に対応することができます。また環境に優しい素材を用いた持続可能の実現や、屋根通気工法と高断熱化による省エネルギー化によって、地元の人々に長く快適に利用いただけるハウスを目指します。また絵本の朗読、誕生パーティなどの日常的なイベントや、アムウェイの展開国との国際交流イベントなどを通じて、子どもたちが学び楽しめる体験の場、家族や友人が集いともに共通の時間を過ごせる場を提供していきます。運営は、南三陸町観光協会と協議を行いながら、当社からボランティアを募る形で運営していく予定です。当面の活動スケジュールは以下になります。
【今後の予定】
8月1日 オープニングセレモニー 開催
・ テープカット
・ 施設内覧会
8月8~9日 福島キッズプログラム 実施
福島県で生活する家族を招待。外で思い切り遊ぶことのできない子どもたちに野外体験やアムウェイハウスを利用した体験学習の機会を提供
9,10月中旬 ハナミズキ植栽
日本からアメリカ、ワシントンに寄贈した桜の返礼として贈られてきたハナミズキを南三陸町さんさん商店街とポータルセンターを道路脇に植樹予定。
杉本教授略歴
杉本洋文/東海大学工学部教授 建築家
東海大学大学院工学研究科修士課程修了。小田原市、平塚市、秦野市などで都市計画やまちづくりにかかわる。代表作に日本グッドデザイン賞受賞の「流星庵」などがある。『被災地と共に歩む』『木造建築の魅力と可能性』など著書多数。
日本アムウェイの東日本大震災に対する主な取り組み
① 2011年3月11日 帰宅困難者の受け入れ
帰宅困難者347人を渋谷本社屋で受け入れ、毛布食料飲料水を提供
② 2011年 義援金 (合計 4億円)の寄付、本社会長の訪日
会員及び世界各国のアムウェイから募った約4億円の義援金を被災地各所へ寄付。また本社アムウェイ・コーポレーション社長で日本アムウェイの会長でもある ダグ・デヴォスが3月、5月と2度に渡って来日し、被災地への訪問や救援物資の提供を行う。
③ 2011年 支援物資の提供
アムウェイ製品(歯磨粉9,000本、歯ブラシ10,000本やマスク15,000枚)や、社員から募集した日用生活品などを被災地へ提供
④ 2011年 子どもたちの声を受けとめる電話「チャイルドライン」の通話料をサポート
3000人の子どもたちが25分間、無料で通話が可能となった
⑤ 2011年 宮城県内の7カ所で展開する子どもの居場所づくり事業を支援
⑥ 2011年 子どもたちの学びの場を回復させるため、学校の設備や教材の支援
宮城や岩手の沿岸部で特に被害が大きかった小中学校の教育資材や副教材を寄贈
⑦ 2011年-2012年 “心の森”プロジェクトに被災地の子どもたちを招待
日本アムウェイが従来から支援してきた森林セラピープログラム“心の森”プロジェクトに宮城県東松島市(アファンの森)と福島県(清里)の被災された子どもたちを招待
⑧ 2012年 福島県の子どもたちを山形県蔵王に招待
福島在住の子ども達が屋外で放射線を気にすることなく楽しめるツアーを実施。保護者と子ども147名を蔵王坊平に招待
⑨ 2012年 東北の高校生短期留学支援
東北地方の高校生10名に、震災に伴う困難に負けることなくグローバルな視点とコミュニケーション力を身に付けて、地域の復興に役立ててもらうため、短期留学を支援。国際経験豊かな歌手のAIさんに賛同を得て、全国ツアーのコンサート会場にて募金ブースを設置。AIさんのファンのご厚意で集まった募金と「One by Oneこども基金」を合算し、留学生の渡航費やプログラム費用に充当
One by Oneこども基金について
世界80以上の国と地域で展開するアムウェイが、2003年に各国でサポートが必要な子ども達のために始めた社会貢献プログラムです。日本では児童虐待防止の啓発活動、スペシャルオリンピックス日本への支援などNPOと協働し活動を行ってきました。2013年からは “Remember HOPE” 東北復興支援プロジェクトに活動を集約し継続してまいります。
One By Oneこども基金 活動実績
<基金>
「One by One こども基金」は、日本アムウェイのフード製品、フードが含まれるギフト、およびペット製品に10円を上乗せする「10円基金」が基金のベースです。日本アムウェイも「マッチング基金」として同額を拠出して運用しています。
<ボランティア>
アムウェイのディストリビューター(会員)および社員、一般の方々にご協力を頂いています。
グローバル
支援した子ども:1,000万人
支援した基金:1億9,000万ドル
提供したボランティア時間:270万時間
日本
支援した子ども:707,591人
支援した基金:¥804,393,415
提供したボランティア時間:82,019時間
One by Oneこども基金の主な寄付実績(2012年度)
寄付先:児童虐待防止全国ネットワーク
内容:オレンジリボン運動
金額:1,000,000円
寄付先:子どもの虐待防止センター、チャイルドラインCROP.-MINORI-
内容:カウンセリングや電話相談などの心のケアファミリーホーム
金額:10,100,000円
寄付先:学生13名、ブリッジフォースマイル子どもシェルターなど7団体
内容:施設出身の子どもの進学奨学金や緊急避難所の活動支援
金額:21,000,000円
寄付先:C.W.ニコルアファンの森財団、KEEP協会
内容:被虐待児、被災地の子どもたちの自然体験活動
金額:15,000,000円
寄付先:スペシャルオリンピックス日本
内容:知的発達障がい児童のスポーツ活動
金額:5,000,000円
寄付先:AFS日本協会、東北の高校生10名
内容:東北の高校生の短期留学支援
金額:6,717,295円