アムウェイがハンドサニタイザー（除菌ハンドジェル）を製造
スペクトラム・ヘルスおよびキッズ・フード・バスケットへの無償提供

アムウェイ・ハンドサニタイザーの追加製造分については、今後スペクトラム・ヘルス系列以外の地元の病院、さらに子供の飢餓撲滅を目的として長年地元で活動している非営利団体キッズ・フード・バスケットにも送られます。アムウェイとキッズ・フード・バスケットの取り組みは、西ミシガン地域の困窮している子供たちや家族のために食事を用意するスタッフやボランティアの健康と安全を確保する上で役立ちます。

このハンドサニタイザーの製造は、「Project Light Speed（プロジェクト・ライト・スピード）」と名付けられ、その名の通り速いペースで進められています。24時間の短時間で、40名を超える地元従業員たちから成るクロス・ファンクショナル・チームを立ち上げ、別の製品のために敷地内に保管されていた原材料を約14,000個のハンドサニタイザー製造に利用する緊急行動計画を策定し、製品を出荷する予定です。さらに28,000個分を製造するための原材料も発注済みで、今後数週間製造を続けます。

アムウェイのチーフ・サプライチェーン・オフィサーであるジョージ・カルバートは「製造を速やかに実現するために、チームは新しい充てん装置を設計し組み立て、ラベルを印刷、ボトルを製造し、あらゆるところから原材料を集めました。皆が非常に強い熱意を持って取り組んでいますが、少しも驚くことではありません。人々を助けることは常にアムウェイの文化の一部であり、今はこれまで以上に互いに助け合い、コミュニティを支援することが必要です」とコメントしています。

チームは、製造工程とパッケージを迅速に準備すると同時に、成分と調合法を開発しました。これは、2000年代初期のSARS（重症急性呼吸器症候群）流行時に、アムウェイが中国のために開発したハンドサニタイザーをベースとしています。エタノールの含有量は、CDCが推奨する60％を上回る66％です。アムウェイは他の製品で天然エタノールを使用しているため敷地内に9,000ガロンのエタノールを保管しており、チームはこれをすぐに利用することが可能でした。このプロジェクトのために別途8,000ガロンの発注をしています。

製造と出荷時期を早めるために、アムウェイのプラスチックおよび紙製品施設で直ちにボトルとラベルを製造し、複数のパーツをパーソナルケア工場から、チームの拠点となった化粧品工場に移しました。3月16日月曜日に調合工程を開始しており、火曜日または水曜日には充てんを開始。工程の最初から最後まで、すなわち調合、充てん、番号付け、ラベル貼り、包装までを、すべて化粧品工場で行います。

パッケージに関しては、他の製品で使用するために在庫していた400mL入りポンプボトルを採用しました。クリエイティブ部門が素早くラベルをデザインし紙製品工場で印刷し、月曜日にはプラスチック部門が製造した数千本のボトルに貼りました。

アムウェイ最高経営責任者（CEO）のミリン・パントは「このプロジェクトを成功させるために、アムウェイのチームが迅速かつ懸命に取り組んでいることに感銘を受けています。アムウェイ全体でコミュニティのために良いことをしようと、従業員が一致団結して積極的に活動する姿を見て勇気づけられています。今回のような前例のない状況の中で、地元コミュニティを支援するためにさまざまな部門の従業員が力を合わせていることは、本当に素晴らしいことです」と述べています。