本記事の監修者
管理栄養士・宮地由子
フードコーディネーター
ダイエットインストラクター
食生活アドバイザー
大学卒業後、食事提供数が500〜600名にのぼる大規模病院に栄養士として勤務し、主に献立作成業務等に従事。その後、管理栄養士、ダイエットインストラクターなどの資格を活かして、レシピ提案や健康・栄養関連の講師としても活動中。
赤、黄、白、緑、紫とカラフルな野菜。赤い野菜といえば、やっぱりトマト。スーパーでは、トマトだけでもさまざまな品種が並んでいます。食卓を鮮やかにしたいときにも重宝する赤ですが、栄養的にも優秀です。その秘密は、赤色の正体にありました。赤い野菜・果物の秘密をみていきましょう。
赤色の正体は何?
トマトや赤パプリカ、唐辛子などの赤い色の正体。それは、リコピンなどのカロテノイドです。カロテノイドとは、赤、黄色、橙赤色などの天然の色素成分です。
同じ赤い野菜でも、トマトはリコピン・アスタキサンチンなどのカロテノイド、パプリカはカプサンチンのカロテノイドと、少しずつ違います。それもそのはず、カロテノイドは自然界で700種類以上も発見されるほど多種多様なんです。
カロテノイドの活性酸素吸収作用
リコピン、ルテイン、β-カロテン、α-カロテン、カプサンチン、フコキサンチンなどたくさんの種類があるカロテノイド。それぞれに機能は違いますが、共通しているのは、活性酸素吸収作用を持つということです。植物に含まれるカロテノイドは第7の栄養素として注目を集めるファイトケミカルの一つ。ファイトケミカルは植物だけに含まれている有用成分の総称で、活性酸素を吸収する力を有します。植物の色や香りの素となる成分で、過酷な自然環境で植物が身を守るために生み出した「生き抜く力」そのものともいえる成分なんです。
赤色の野菜・果物の栄養素
カロテノイドを含む赤色の野菜を紹介します。代表格のトマト以外に、赤ピーマン(赤パプリカ)、唐辛子、ビーツなど。代表的な栄養成分を見ていくと、カロテノイドだけではなく必要な栄養素であるカリウム、ビタミン類、葉酸などが豊富なことがわかります!
野菜は5色をバランスよく摂ることが大事!
赤い野菜には、リコピン、カプサンチンといったカロテノイド類が含まれていました。赤い野菜から多くのカロテノイド類が摂れるように、他の緑・黄・白・紫の野菜からも様々なファイトケミカルが摂取できます。ファイトケミカルは色によって大きく異なっているからこそ、5色をバランスよく食べることが大切です。ところが、「この5色をバランスよく食べる」ということに意識がいっている人はまだ少数派のよう。食卓への登場頻度が高いトマトも、野菜の色別消費量で見ると、全体の6%。ほうれん草やブロッコリーなどの緑の野菜や、大根、たまねぎといった白の野菜を多く摂取する日本人は、5色をバランスよく摂れていないばかりか不足している状態です。これから食事を用意するときは、野菜の色を意識してみて。5色をバランスよく摂ることで、野菜からさまざまなファイトケミカルや栄養をチャージすることができますよ。
必要な栄養素を食事だけで摂ることって可能なの?
野菜の5色をバランスよく摂ることで、さまざまな栄養がバランスよく摂れることがわかりました。とはいえ、「5色を摂り入れるのは大変!」「栄養バランスが整ったミールキットなどはお金がかかってしまう」という声も聞こえてきます。でも、難しく考えすぎないことが何より大切です。
まずは、以下の5つのポイントを意識してみることから始めてみましょう!
1. 献立を「色」でチェックする
食卓を見て「今日は赤が少ないな」と気づいたら、トマトやパプリカをサラダに足す、といった発想でバランスを整える。
2. 調理法を変えて取り入れる
生で:サラダ、スムージー
蒸す・茹でる:ブロッコリー、にんじん
焼く・炒める:パプリカ、なす
同じ野菜でも調理法を変えると飽きにくいです。
3. 「常備菜」を活用する
ピクルス(赤・黄)
おひたしやナムル(緑)
漬物(白・紫)
冷蔵庫にあると色を足しやすく、ちょっとの追加も簡単です。
4. スープ、カレーなど、鍋にまとめる
汁物や煮込み料理は複数の色を一度に取り入れやすい。
カレー:トマト、にんじん、玉ねぎ、にんじん、ブロッコリー、なす(赤・黄・白・緑・紫)
豚汁:にんじん、ごぼう、ねぎ、大根、さつまいも(黄・白・紫)
5. 買い物のときに「5色」を意識
買い物かごをのぞいて、色が2色しかないなら「もう3色足そう」と考える。
5つのポイントに加えて、現代人のスマートな知恵、サプリメントを活用してみるのも!
アムウェイのニュートリライトは、植物や野菜の持つ力に着目したサプリメントブランド。その歴史は古く、1927年には植物から栄養素を抽出・濃縮する研究を開始し、1934年には北米初の栄養補給食品の開発に成功。まだファイトケミカルという存在が知られていなかった頃から、植物の力にこだわってサプリメントを開発してきました。現在もカラフルな野菜の力をバランスよく摂り入れられるよう、さまざまな野菜・果物・ハーブなどを自社農場で育て収穫し、サプリメントをつくっています。
ニュートリライトの代表的なサプリメントである「トリプルX」は、ビタミン12種、ミネラル10種に加えて、豊富なファイトケミカルスを摂ることができます。
- アムウェイでは、「ファイトケミカルス」という表記を採用しています。これは英語表現(phytonutrients)の翻訳方針によるもので、当社独自の呼称です。
